サントリーグループのジャパンビバレッジ社は、労基署へ申告した組合員に対する違法な報復行為をやめてください!

活動報告
06 /23 2018
 ジャパンビバレッジ社(サントリーグループ)は、今まで慢性的な長時間労働・残業代未払の状態にありました。こうした状態を憂えた組合員のAさんが労基署に通報したところ、労働基準法違反が認定され、是正勧告が出されました。ところが、ジャパンビバレッジ社は「労基署とは見解が異なる」と主張したうえ、労基署に通報したAさんに対する報復措置を行ってきました。

 もちろん、労働基準監督署への申告者への不利益な取り扱い(報復行為)は法律で禁じられていますし(労働基準法104条2項)。労働組合員に対する不利益な取り扱いも、法律で禁じられています(労働組合法7条1項)。

 しかし、ジャパンビバレッジ社は、法律を無視し、労基署申告者のAさん(労働組合のリーダーでもある)に対する不利益な取り扱いを立て続けに行ってきています。

(1)ライングループから外す
 これまでAさんは、彼の勤務する足立支店のライングループに入っていました。ところが、会社はこのライングループを廃止し、Aさんだけを排除した新たなライングループをつくりました。これはAさんを支店内の従業員のコミュニケーションから排除し、孤立させるための措置だと思われます。

(2)一人での仕事に変更する
 これまでAさんは、同僚2人と一緒に同じルートを担当していました。ところが、労基署からの是正勧告の後しばらくして、会社はAさんを一人で仕事を担当するルートに変更しました。これは、同僚との接触を減らして、Aさんを孤立させようとするものです。

(3)新人歓迎会に呼ばない
 毎年Aさんの勤める支店では、新人歓迎会を実施しており、Aさんもそれに参加していました。ところが、会社は、今年5月に開催された二度の新人歓迎会に、Aさんだけを誘いませんでした。これはAさんを同僚や新人と接触させないための措置と思われます。

(4)懲戒手続きにかける(解雇しようとしている)
 さらに、ジャパンビバレッジ社は、労基署に申告した組合員Aさんを懲戒解雇にしようとしています。懲戒理由は、賞味期限切れ等で余った商品を自家用車の中に入れたことです。これは、同社では従業員が日常的に行っていることでした。余った商品を上司に報告すると「自腹で買い取れ」などと言われるためです。組合の調査では、複数の支店から「先輩からこうした方法を教わった」「上司もこのことを把握していた」等の証言を得ています。
 
 しかし、ジャパンビバレッジ社は、労基署に申告したAさんだけが持ち帰りをしていたというストーリーを偽装しようとしています。会社は6月8日の団体交渉では、「全支店の全従業員に調査を実施したが、一人も商品の持ち帰りはなかった」と説明しました。ところが、この調査は、実際の従業員の証言を改竄したものでした。

 関東のある支店では、会社調査に対して、非組合員の社員が「自分も周りも持ち帰りをしていました。支店長も昔はやっていたのではないですか。」と勇気をだして真実を話した従業員がいました。ところが、支店長は、「上司の許可を得たことにします」とこの証言を改竄していたことが組合の調査でわかっています。また、別の支店では、調査として支店長が従業員の自家用車の中を覗いて従業員3人の商品持ち帰りを発見し、全員を呼び出していましたが、その事実も隠蔽されています。呼び出された従業員の一人は、「明日の朝、持ち帰っていた商品を捨てておいて」と支店長から隠蔽の指示さえ受けていました。

 そもそも、最初に、支店長がAさんに懲戒手続きにかけることを伝えた際には、懲戒の理由として組合活動を理由にあげていて、商品持ち帰りの話は一切していませんでした。労基署に申告した組合員の懲戒自体が目的で、理由は後付けだったわけです。このことを団体交渉で追及すると、ジャパンビバレッジ社の人事部のO氏は「理由は言わなくても念頭にあったから問題ない」と開き直る始末でした。

 以上のように、ジャパンビバレッジ社は、労基署に通報したAさんに対して、ありとあらゆる報復措置を行っています。

●会社の違法な報復措置に対するユニオンの反撃
 これに対し、ユニオンは、労基署通報者や組合員に対する不利益な取り扱いをやめさせるべく、東京都労働委員会にジャパンビバレッジ社の違法行為(不当な懲戒手続き)について申し立てをしました。そうしたところ、東京都労働委員会は、紛争の拡大を防止するため格段の配慮を払うよう要望書を出しました。また、ユニオンは、ネット署名「ジャパンビバレッジは組合員に対する不当な懲戒処分をやめてください!」を実施し、現在1万筆以上の署名が集まっています。

 また、二十人近い組合員はもちろん、複数の一般従業員も、Aさんの不当な解雇を防ぐために、会社の調査の不正について証言をしています。

 このように、法的にも社会的にも、サントリーグループのジャパンビバレッジ社が行なっている組合潰しや労基署申告者への報復措置は、決して許されるものではありません。ぜひ皆様のご支援をお願いします!
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ジャパンビバレッジにお勤めの皆さんへ。ユニオンからのお知らせ。

お知らせ
05 /18 2018
ジャパンビバレッジにお勤めの皆さんへ

 私たちブラック企業ユニオン(総合サポートユニオン・ブラック企業支部)は、会社の労働環境を改善するために団体交渉を行っています。

 現在、我々の活動を知っていただくために、ジャパンビバレッジの色々な支店で街宣活動を行い、現場で働く従業員の方の声を直接聞いております。

 多くの従業員の方のお話を聞く中で、次のような相談が特に多く寄せられています

1、勤務管理簿を短く書けと言われる
2、実際は休憩が取れていないのに休憩時間を1時間と記入させられる
3、手売り商品の自腹買い取りを強要される
4、有給を取らせてもらえない(手術や出産でも有給を取得させてもらえなかった相談もありました)
5、集金誤差を自腹で埋めることを強要される

 言うまでもありませんが、上記は全て違法であり、会社に正しい労務管理を求めなければなりません。

 しかし、それを個人で行うことは難しく、実際に上記のような違法がまかり通っており、泣き寝入りするしかない状況です。

 それらの悩みを解決するのが労働組合です!

 ジャパンビバレッジは従業員数5000人、全国で115の支店を持つ大企業です。しかし、ご存知の通り、ジャパンビバレッジには労働組合がありません。

 労働組合がないと言うことは、従業員は会社の決定に一方的に従うしかありません。会社の不当な働かせ方を黙って受け入れるしかない状態です。

 上記のような違法がまかり通っていても、それを相談する窓口が無いのです。窓口がないとどうなるか。

 皆さんがご存知の通り「事業場外みなし労働時間制」の違法適用をはじめとする多くの違法が放置されたままになってしまいます。

 これでは従業員の労働環境は悪くなる一方です。

 ですが、組合員がいる支店では、以下のような労働環境を実現することができました。

・サービス残業をさせない
・休憩を1時間しっかり取れる
・有給を取得しやすい環境にある
・違法な自腹買い取りをさせない

 これらは会社に要求できるほんの一例です。

 さらに、東京駅支店では、1時間休憩を取得したのちに定時で退社する活動(残業ほぼ無し)を組合を通じて行っております。

 私たちが相談を受ける中で「組合が出来ても会社が変わらない」と悩んでいる方が、まだまだ多くいらっしゃいます。

 実際に、組合員がいない支店では、今でも多くの違法労働がまかり通ってしまっています。

 会社に対して自ら声をあげない限りは、労働環境は改善しません。会社が自動的に労働環境を改善してくれることはないことを、現職で働いている皆さんが、誰よりも実感しているのではないでしょうか?

 組合に入って一緒に活動していただければ、上記のような違法の是正を会社に対して要求し、労働環境の改善を実現することができます。

 今働いている環境に疑問をお持ちであれば、一度組合にご相談してみませんか?

 相談無料・秘密厳守です。組合に相談したことが会社に伝わることはありません。また、組合加入後も、会社に対して組合に加入した旨を伝えないでおくこともできます。

 ぜひ、お気軽にご連絡・ご相談ください。

【電話相談】
TEL:03-6804-7650(受付時間:平日17~22時/土日祝12~22時)

【メール相談】
soudan@bku.jp(受付時間:年中無休)

5月20日、23日に「ブラック企業相談・告発ホットライン」を開催します!

お知らせ
05 /17 2018
 長時間労働や残業代不払いなど労働環境が悪くて苦しんでいるけれど、どのように解決すればいいかわからない。今の働き方を何とか改善したい。そんな悩みを抱えていませんか?

 毎日のように長時間の残業をしている、残業代が支払われない、休憩が取れない、有給休暇を取得できないといった事情でお困りの方は多いと思います。実はこうしたケースでは多くの場合、会社の労務管理が違法である可能性が高いです。
 ユニオンを通じた団体交渉では、未払い残業代の支払いや長時間労働の是正などを要求し、労働環境を改善することができます。ブラック企業ユニオンは、これまで多くの会社で違法な労務管理の是正や未払い残業代の支払いを勝ち取っています(解決事例)。

 今回は、「ブラック企業相談・告発ホットライン」と題して、実際にブラック企業の働き方を変えたい方のための相談ホットラインを開催します。
 「未払い残業代を取り戻したい」「長時間労働を改善したい」という方はもちろん、「ブラック企業の実態を告発したい」「ブラック企業を変えていくための方法が知りたい」という方はぜひご連絡ください。

○ホットライン概要
企画名:「ブラック企業相談・告発ホットライン」
日時:5月20日(日)13時~18時/23日(水)17時~21時
電話番号:0120-333-774
主催:ブラック企業ユニオン
※通話・相談は無料、秘密厳守です。ユニオンの専門スタッフが対応します。

 ホットラインでは、残業代の請求の仕方や違法な労働環境の改善の仕方など、働き方を変えていくための具体的な方法をアドバイスします。この機会にぜひご相談ください!

○ベンダー業界の改善に取り組んでいます!
 自動販売機の飲料補充の業務で、毎日サービス残業をしている、有給休暇が取りづらいといったことでお困りの方は多いのではないでしょうか。私たちは、現在団体交渉中のジャパンビバレッジを初めとして、ベンダー業界の労働環境改善を重点的に取り組んでいます。とくに順法闘争・ストライキはSNSや多くのメディアで取り上げられ、ブラック企業を変えるための取り組みとして注目を集めています。
※関連記事(外部リンク)
労働組合が東京駅の自動販売機を空にした日
ゴールデンウィークに東京駅の自動販売機でスト突入へ
本日、JR東京駅の自販機補充スタッフがついにストライキ決行

 ジャパンビバレッジでは、多くの組合員が現職で働きながら職場環境の改善に参加しています。今の職場で悩んでいる方は、現職の組合員と一緒に改善に取り組みませんか?
 下記の連絡先で相談を受け付けておりますので、ぜひご連絡ください!

電話番号:03-6804-7650
電話受付:平日17時~22時/土日祝12時~22時
メール:soudan@bku.jp

※受付時間以外の時間帯はメール相談をご利用ください。
※電話が混み合っていて出られないこともありますが、その場合は折り返し連絡を差し上げます。

「ブラック企業ユニオン説明会ウィーク ~ゼロから始める労働組合~」を開催します!

お知らせ
05 /14 2018
 5月21日(月)から27日(日)にかけて、「ブラック企業ユニオン説明会ウィーク」として、ユニオンの説明会を連日開催します!

 この間、ブラック企業ユニオンが交渉中の自販機会社ジャパンビバレッジでの順法闘争やストライキが大きな注目を集めました。ユニオンを通じてブラック企業と闘う取り組みに関心を持たれた方も多いかと思います。

そこで、「ゼロから始める労働組合」と題した説明会を開催し、ブラック企業に立ち向かうために必要な法知識や実践的なノウハウを皆様にお伝えします!

 今回の説明会は、実際に自分の職場の働き方を変えたい方や、(今すぐに行動に移す予定はないが)ブラック企業に立ち向かう方法を知りたい方、ユニオンの活動にボランティアとして関わりたい方などを対象に行います。

実際に自分の職場の改善に取り組んでいる組合員との交流や、ジャパンビバレッジの順法闘争やストライキの様子を描いた映像の上映も行う予定です。

 説明会の内容としては、以下の通りです。
①労働組合(ユニオン)でできることについての説明、組合員の体験談など
②ブラック企業に立ち向かうための法知識・ノウハウの説明
③ジャパンビバレッジの順法闘争やストライキの様子を描いた映像の上映
④説明会参加者からの質問や労働相談

「自分の会社の働き方を変えたい」「順法闘争やストライキのやり方を知りたい」「ボランティアとして労働組合に関わってみたい」など、労働組合の活動に関心のある方は、どなたでも大歓迎です! ぜひご参加ください。

日程:5月21日(月)~27日(日)までの1週間 
※ただし、24日午前の部と25日午後の部はお休みさせていただきます。
時間:11時~、15時~ ※いずれも所要1時間程度
場所:ブラック企業ユニオン事務所
   (東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201)
予約:説明会に参加希望の方は、参加希望日の前日までにブラック企業ユニオン(soudan@bku.jp)までご連絡ください。

○組合員の声
・自販機会社に勤めるAさん

―ユニオンに相談したきっかけは何でしたか。

A:求人詐欺がきっかけでした。勤務時間などの労働条件が求人と実態で大きく違っていたのです。好条件の求人を見て就職したのに、同僚はみんな長時間労働で大変な思いをしていて、私もユニオンに相談したときは朝起きるのも苦しいほどに疲労がたまっていました。

―組合活動に取り組もうと決意した理由を教えてください。

A:今の会社は業界大手なのですが、実は前職でもブラックな労働環境を経験していて、ここならまともな働き方ができると思って転職しました。しかし、実際には毎日のように長時間のサービス残業を強いられて、給料も低く生活するのがやっとな状況です。今の日本はブラック企業が蔓延しているので、転職しても解決にはならないのです。同年代の友人には、7回の転職を経験してもブラックな会社しかなかった、と言う人もいます。このまま今の会社を辞めても未来はないと思い、それならユニオンを通じて働き方を変えようと決意しました。現在は団体交渉や争議を通じて職場の働き方を変えるため、ユニオンでの活動に取り組んでいます。

・エステサロンに勤めていたBさん
―ユニオンに入ったきっかけを教えてください。

B:もともと同じ会社に組合員がいて、組合からの手紙が職場に届いたのがきっかけです。母親にも労働環境の愚痴をこぼしていたら、「あなたの会社に労働組合はないの?」と聞かれて、ちょうどいいタイミングだったのでユニオンに加入することにしました。

―ブラック企業で働く方々へのメッセージをお願いします。

B:最初は労働組合と言っても何がなんだかわからないので、不安もあると思います。私の場合はスタッフの方が親身に話を聞いてくれてアドバイスをくれたので、ユニオンを信頼できました。会社を辞めようとしたときもなかなか辞めさせてもらえず、精神的にもダメージを受けていましたが、他の職場で闘っている労働者の方々とも関わる中でとても勇気づけられました。ユニオンでは、いろいろな職場で働いている人たちが励まし合いながら活動しています。これからユニオンに入る方の現場には私も応援に行きます! ぜひ説明会にお越しください。

5/6(日)18時から、ジャパンビバレッジ順法闘争の報告集会「ストライキ×東京駅×自動販売機 ~私たちはブラック企業とこう闘った〜」を開催します!

お知らせ
04 /23 2018
4月18日、JR東京駅構内の自動販売機で、売り切れが続出しました。これはサントリーグループの自販機大手・ジャパンビバレッジ東京と闘うブラック企業ユニオンの組合員たちが行った「順法闘争」によるものでした。
一体背景に何があったのか。順法闘争に参加した組合員たちの思いは。そして組合はこれからどう闘うのか。当事者の発言や映像を交えて報告します。今回の事件に関心のある方や、自分も順法闘争やストライキをやってみたいという労働者の方、ぜひご参加ください。

「ストライキ×東京駅×自動販売機 ~私たちはブラック企業とこう闘った〜」

・日時:5月6日(日)18時開始
・場所:ハロー貸会議室東京駅八重洲北口1階
 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-1-8 コンタツビル 1階 [地図]
・内容:
 ジャパンビバレッジ順法闘争の経過報告
 ジャパンビバレッジ当該組合員からの挨拶
 ジャパンビバレッジ順法闘争の映像上映
 ユニオンの闘い方についての報告(NPO法人POSSE代表・今野晴貴)
・参加費:無料
・予約:参加予定の方は、k.aoki.1209@gmail.com(担当:青木)までご連絡ください。

・主催:ブラック企業ユニオン(総合サポートユニオンブラック企業支部)
 〒155-0031東京都世田谷区北沢4-17-15 ローゼンハイム下北沢201号室
 TEL:03-6804-8444(事務局)

ブラック企業ユニオン

ブラック企業ユニオンは、総合サポートユニオン(http://sougou-u.jp/)のブラック企業支部です。労働問題でお困りの方は、下記連絡先までお気軽にご相談ください!

〒155-0031
東京都世田谷区北沢4-17-15
ローゼンハイム下北沢201号室
TEL:03-6804-7650
FAX:03-6740-1690
メール:soudan@bku.jp
HP:bku.jp
アクセス:京王井の頭線/小田急線「下北沢駅」西口より徒歩10分、京王線「笹塚駅」より徒歩10分