STYLE-RANGE社への団体交渉の申し入れと、ユニオン加入の呼びかけを行いました!

活動報告
06 /16 2017
 6月15日、私たちブラック企業ユニオン(総合サポートユニオン・ブラック企業支部)はSTYLE-RANGE社への団体交渉の申し入れと、従業員の皆様への組合加入の呼びかけを行いました。日本料理店である同社ではさまざまな労働問題が発生しており、従業員のAさん・元従業員のBさんがユニオンに加入したのを機に、団体交渉へ向けて動き出すことになりました。STYLE-RANGE社で起きていた労働問題は以下のようなものです。

・過酷な長時間労働、連日勤務
 Aさんは、昨年11月から同社の店舗で調理を担当していました。勤務にあたっては、連日のように1日15時間程度の長時間労働を強いられていました。さらに、休日にも関らず急遽出勤を命じられるなど、勤務体系にも問題がありました。このような過酷な勤務のなか、Aさんは休職、Bさんは退職に追い込まれてしまいます。
 調理は、非常に集中力を必要とする作業です。集客状況に応じて業務量が増えることもあるとはいえ、1日15時間という過酷な長時間労働では、繊細な作業に支障をきたすことでしょう。

・賃金の未払い
 さらに、未払い賃金も恒常的に発生していました。同社の給与は月給制でしたが、上記のような長時間労働や残業に対して労働法に則った賃金の支払いはされておらず、大部分が未払いとなっています。したがって、AさんとBさんは過酷な長時間労働を、サービス残業のかたちで不当に強いられていたことになります。


 以上のような問題を受けて、AさんとBさんはユニオンへの加入を決意しました。ユニオンではSTYLE-RANGE社に対して、長時間労働や賃金未払いといった違法な労働実態の是正を求めていく予定です。

 また、今回は団体交渉の申し入れとともに、STYLE-RANGE社が運営する日本料理店「瓢嘻」の各店舗を訪問し、AさんとBさんの組合加入について従業員の皆様に直接お知らせしました。一部の従業員の方からは、「私たちの職場でも長時間労働が問題視されている」「改善が必要ではないか」といった声もあがっています。

 労働組合は、多くの人にとってあまり馴染みのない組織かもしれません。しかし、組合を結成することや、労働条件改善のために組合を通じて会社と交渉することは、労働法によって保障された労働者の権利です。料理業界での勤務には板前修業としての側面があり、「修行のためならば長時間労働もやむをえない」という考え方が強いかもしれません。しかし、調理の技術を磨き、より良質なサービスを提供していくためには、従業員が安心して勤務できるような労働環境が不可欠でしょう。AさんとBさんは、長時間労働が蔓延する料理業界にメスを入れたいという強い思いから、組合を通じて会社の改善を求めることを決意しました。

 STYLE-RANGEの各店舗や、同じ料理業界で働かれている方で、労働環境についてお困りの方は、ぜひ一度、当ユニオンまでご相談ください。「ユニオンに加入したい」「一緒に会社と交渉して労働環境を改善したい」という方も大歓迎ですので、ご連絡をお待ちしております。

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