style-RANGE社と4回目の団体交渉を行いました!

活動報告
10 /02 2017
9月29日に、style-RANGE社と4回目の団体交渉を行いました!

ブラック企業ユニオンでは、日本料理店「瓢嘻」を経営するstyle-RANGE社と団体交渉を行っています。
詳細:
日本料理店「瓢嘻」を経営するstyle-RANGE社と団体交渉を行いました!
style-RANGE社と2回目の団体交渉を行いました!
style-RANGE社と3回目の団体交渉を行いました!

style-RANGE社では、以下のような労働問題が生じていました。

○長時間労働
 昨年10月に入社したAさんは、1日15時間以上にも及ぶ過酷な長時間労働を強いられていました。1ヶ月の勤務時間は多い月で350時間以上と、「過労死ライン」を大幅に上回っています。このような勤務によってAさんは体調を崩し、休職に追い込まれてしまいました。

○賃金未払い
 さらに、上記のような長時間労働に対して適正な残業代は支払われていませんでした。これには、「固定残業代」という制度が関連しています(詳しくは「tyle-RANGE社と3回目の団体交渉を行いました!」をご参照ください)。

 他にも料理長によるパワハラ・暴力など多くの問題が確認されています。これらの問題を改善し、調理師が働きやすい職場をつくるため、私たちはこれまで3回の団体交渉に臨んできました。

前回までの交渉で、上記の固定残業代制度については無効であることを前提にして、残業代を支払うと約束しました。また、パワハラや暴力についても、会社が事実関係の一部を認め、当該料理長の処分や再発防止措置などをとる意向を示しました。

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 今回の交渉では、組合員の労働時間の認定が争点になりました。同社ではタイムカードによって労働時間を管理していましたが、代理打刻や後からの改ざんによって正確な勤務実態がわからなくなっていたのです。

 組合員のAさんは、勤務のたびに働いた時間を手帳にメモしていました。これを証拠資料として団体交渉で提示した結果、1日約14時間という、実態に近い水準の労働時間が認められました。

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 また、同じく組合員のBさんについても13時間程度の労働時間が認められました。

 今回の交渉によって、固定残業代が無効であることを前提に、実際の労働時間に近い形で、未払い賃金が支払われることが確実になりました。

 ただし、店舗の労働環境改善という課題は依然として残されています。たとえ過去の未払い賃金が支払われても、style-RANGE社全体の長時間労働が改善されなければ、再び調理師が過労に追い込まれてしまいます。次回以降の交渉では、長時間労働やパワハラのない職場づくりのための具体的な改善策について協議していく予定です。


組合員Aさんのコメント:
 私たちはstyle-RANGE社の固定残業代制度が法的に無効であるという主張を続け、ついに会社は組合員に対しては固定残業代が無効であると認めました。また、不正に管理されていたタイムカードに関しても、より実態に近い水準での解決に向けて進んでいます。
 今回の交渉では大きな成果がありましたが、私たちにとって何よりも重要なのは、現在の労働環境の改善です。それに向けて今後も交渉を続けていきたいと思います。


 ブラック企業ユニオンでは現在、日本料理業界の労働環境改善を重点的に取り組んでいます。料理業界で長時間労働や賃金未払い、パワハラ、セクハラ、その他働き方にお困りの方は、ブラック企業ユニオンまでお気軽にご相談ください。相談は無料・秘密厳守です。もちろん、ユニオンへの相談は業界を問わず随時受け付けています。

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